銀盤カレイドスコープ第4話

今回は早くもHNK杯。1回目に見たときは、結構ブーイング?な感じでしたが、2回目を見たら意外といい感じでした。
展開が早く、フリーの演技はかなりよかったにも関わらず至藤のフリーの結果がそれを上回ったのか否かが解らないですね。表彰台は総合順位ですし。あと演技がジャンプに偏っているのは仕方ないのでしょうね。ジャンプは3回転とかコンボとかですと、簡単に凄い!というのが明確になりますから演出として当然だと思いますので。ただ、それ以外の要素もちょうちょっと見たかったなぁ。
あと、今回も思ったのですが、展開が駆け足で原作とは違っている部分もそれなりにあるのが、違和感が残ります。ただ、それは原作ファンのひとりとしての気持ちであって仕方無いかなと。原作に忠実にやればやるほど、なぞるだけになってアニメとしての自由度が無くなるでしょう。また、原作ファンからは、それが当たり前、みたいな捕らえ方をされて、オリジナル作品のような評価も得にくく、アニメスタッフのモチベーションが上がらない結果にもなるかもしれません。いい意味で挑戦してもらって、原作者とは違った表現で新しいタズサの魅力とかが出たらいいと思います。
そんなわけで、作品のマクロ的な部分はアニメ独自の部分も出す必要もある思いますので、それはOKとして、ミクロ的にタズサやイヤミ三代(三代監督)のお芝居を楽しみに見ています。
ただ、ピートがわからないですね。原作の自然体な感じがよかったのに、アニメですと積極的に関与してタズサを引っぱろうとしている。それはどのような結果になるか、興味があります。